2007.02.7
ここでの項目説明
二人ともこの年月の中、よくよく多くの絵を描いてきたものです。
こうして過去の作品を展示すると、それなりに胸にくる多くのそうした月日達に物思いに浸ったりもします。
そして少しずつ弟と僕の絵に対する方向性の違いと言う物が明確となり、それはそれでおもしろくも思います。
けれどもその中で弟のやりたい事と言うのは初期のその頃からしっかりと定まっており、そしてそれは今だ一貫して貫き通しているのですからただただ感心します。
そしてこの僕はと言えば大きく沈んでは大きく浮かび上がり、かと言ってそこに安住はなく、またそこで大きく沈みゆき、けれどもしかしそれでもそうした事が何よりも許せないからまた無理矢理浮き上がり、そこには決して定まらぬ安定感のなさが絵に置いても生き方に置いてもそれは明確であり何だか不思議にも思えます。
そしてそうした日々での互いの違いを皆様が遠めながらにご観覧頂き楽しんでくれたら弟共々嬉しく思う次第であります。



Classic
良次絵
良次絵
良次絵
良次絵
良次絵
Explanation
良次流.貼り絵登場
ステッカーの台頭
突き進むステッカー
貼り絵とステッカー
柔軟な発想力
弟はやはり路上での絵売りをやりたいと自らが言い始めただけの事だけあり、それだけそれに向けての興味があるのだから、弟の出だしから一年くらいはどんどんと新たな手法が生み出され、恐ろしい程の速度で急成長を遂げていきます。
今見ても今の段階の絵に見劣りする事はなかったりもするから、弟の書いた絵は今だほとんどが路上での絵売りに並べられてます。
そして弟の新たに作り出される手法は今もまだ尽きる事なく終わりはありません。
それは誰もが敬い、そしてその手段に発想をを各々独自に当然と取り入れしばしば弟を落胆させました。
ある時に弟【良次】が路上の絵売りに置いて自分で作った手作りのステッカーを売り始めました。
それまで路上でオリジナルステッカーを売る人等は誰一人とて僕らの回りにはいないので、それはちょっとした革命で驚く程に売れた物です。
そうした事が今だ弟が今だステッカーに力を入れる原動力になってるのかもしれません。
のちに携帯電話用4個セットステッカー、携帯電話用8個セットステッカーと、それだけに限らずに、色々と新たなステッカーが作られていきました。
実際、弟の絵はステッカーにあってるので、それはまるで水を得た魚のようにただただ好調でした。
スッテカーの登場は弟の路上の絵売り第一時期黄金期の始まりでした。
そしてこれが脅威の爆発力を見せた侍ステッカーです。

↑のステッカーに付いて。
しぶいですね。弟【良次】の、路上での絵売りは貼り絵を和風にすると言う手法とオリジナルステッカー制作と言った物へと決定づけされていきます。
もちろん、ステッカーだけではなく、絵単体とした物も当然、貼り絵を和風に仕上げていく事が弟の方向性へと決定づけされていきました。
その勢いに好調さは最早、誰もがついていけやしないぐらいの勢いだと僕は感じてました。
弟【良次】のステッカーを制作する興味は下火になる事はなく、ただただ爆進していく勢いです。
柔軟な発想力のもと、様々な手作りステッカーを編み出しみなうぃ大変驚かせたものです。
そしてみながみな弟のステッカーの好調さと貼り絵の独特さに惹かれ、手作りのステッカーの作り方の手法を尋ねてきたものです。
そして今は距離を取っている後輩達もそうした弟の好調さにあやかり多くの事を取り入れそれなりに好調さを維持してるとの事です。
やはり弟は絵に置いて小さな枠に収まらずに自分なりに独自に多くの事に好奇心旺盛に興味を持ち色々と柔軟な発想のもと奇抜な作風を作り出したものです。
僕はそうした事に毎回と驚かされ、そして触発されてきた物です。
火を吹く怪獣が良い感じですね!!
そしてそうした弟の好奇心に向上心は尽きる事はなく今だ多くの発想力を発揮し様々な事を取り入れとてもユニークな作品を作り出してます。



Classic
進一絵
進一絵
進一絵
進一絵
進一絵
Explanation
幻の侍シリーズ!?
幻の侍シリーズ5弾
嫌われ者ゴキブリ侍
アフガン.イラク
続.アフガン.イラク
僕は初期の頃での絵売りに置いての方向性がてんで定まらないので、ある時、子供の頃から好きだった侍をちょいと描いてみようと思い、全十枚としての侍シリーズを描きました。
これは第二作目の侍です。
今このポストカードを持ってる人はちょいと貴重かもしれません。
この頃の時期の路上での絵売りにて僕の回りではシリーズ化、もしくはキャラクター物を主体として描いてる人は一人も居なく、一枚、一枚バラバラの絵を描いてる事が当然であり、こうしたシリーズ化をしたポストカードをする事により、次第に絵売りに置いての僕の好調さが始まりました。
何故ならばシリーズ化する事により、みんながそのシリーズのポストカードを全部集めてみようと言う気持ちになり、そして僕のシリーズ物の絵を集める人が次第に増えてきたんですよね。
少しづつ何かを掴めかけはじめてきた気配です。


の絵に付いて。
僕が描いた侍シリーズでの一番のお気に入りです。
この絵は凄く売れた事を記憶しています。
けれども、僕は常に嫌われ者の味方であろうとするその姿勢は、この時から、もしくはそれ以前から今だ続いてるんだなと、この詩に目を通してちょいと物思いに浸ってたりもします。
【みなの嫌われ者の極みのゴキブリを題材としたゴキブリ侍登場っ!!】
僕は実は上辺だけの偏見に満ちた姿勢で人の価値を決めたくはなく、路上での絵売りにて、決して毛嫌いする事なく、誰彼であれ、飲んだくれの人であろうとも、ホームレスの人であろうとも、水商売の人であろうとも、いきがってる奴であろうともオタクであろうとも楽しく戯れてきた物です。
そしてそれはまた絵売りする以前の僕の生きる上での姿勢であったりもしました。
そうした僕の思いがゴキブリの侍を描かせたのかもしれません。
この時期は確か、アフガン攻撃やら、イラクと色々あり、決して偽善振るわけではないのですが、そうした事が僕の中で堪え難い程に憤りやら納得いかない怒りに満ちた感情が溢れかえり、そうした気持ちがこのような絵を描いてみたのかもしれません。
そしてこの時期の僕は色々な事柄やら人間関係を破綻させた時でもあったので、その時の虚無感と、亜米利加の振りかざした正義なき利己を貫いた暴力が調度僕なりにその時の僕の心持ちとリンクして【暴走した自己(僕)の感情】怒りに満ちた感情を尚増幅させ、そしてそれが自分への都合に合わせて逆へとすり変わり僕自身が全てに責められてる側へと位置づけ、
ありとあらゆる全てのものに悪意に満ちた感情を抱いていた時期でもあります。

ただ一人誰でもいいからこの僕を許して欲しい、、

それがもしかしたらこの時の僕の本当の心だったのかもしれません、、、

自分の悪に目を背け都合良くふんぞり返る物程たちが悪いものはないなぁと、今だからこそ素直にそう思える今の自分だったりもします。






Classic
良次絵
進一絵
進一絵
進一絵
進一絵
Explanation
誕生日プレゼント
クリスマスプレゼント
ビールマンシリーズ
おとなしめビールマン
ビールマンと仕事
弟が僕の誕生日プレゼント用として書いてくれたビールマンの絵です。
なかなか良い感じですね。
弟なりの個性が全面に出てるのでおもしろいです。
これは一体いつ頃に貰った物なのかはちょい忘れてはしまったのですが、それでも人から贈って貰える何かという物は嬉しい物です。
しかし弟の描くビールマンはなかなかと独自のセンスがあっておもしろいですね。
そこには決してこの僕にはないそんな物が確かにあります。
ある子へのプレゼント用への絵として書いた昔の絵ですね!!
折角そうした物を描くのだからもう少し可愛らしい絵にすればいいのに、どう言うわけだか直ぐに自分色を出してへんてこな絵にしてしまう僕であったりもします。
まぁそれはそれでご愛嬌と言う事でご勘弁を、、、
ふと何かの切っ掛けで突如書き始めたビールマンシリーズの初期バージョンです。
僕のポストカードはビールやらお酒を題材にした物が多いのでそれならば、いっそうの事それらを象徴したキャラクターを書いてしまえばいいと言った心持ちの中書いた【それ以外でも多くの意味合いがそれをこの僕に描きさせました。】そんな感じのポストカードです。
この初期バージョンのビールマンシリーズはこれで意外と評判は悪くはなかったですね。
ビールマンでの文章でのテーマの一部に、曝け出す本音が時には醜くも映るけれども、しかしそれでもある種の本人なりの生きていく上での美学がそこには確かにあり、だからこそそうした中で人に良いように映ろうが悪いように映ろうが滑稽無様であろうとも、媚びへつらう事なく、らしくやっていくからこそ、生への実感が湧くのではなかろうかと言った物が実の所あったりもします。
しかし、いつでも書いているうちに優しめの文章になるので、そのつど、そのつど、自分なりにバージョンを変え、新たに書き下ろします。
そしてビールマンシリーズには3バージョンあったりもします。
もしもこのビールマンシリーズを手にしてる誰かが居るのならば、あなたの手にするバージョンはどれであったりするんでしょうね!

↑の絵に付いて。
ビールマンでの文章は自分の事かとよく訪ねられますが、それは実際の所は半々と言った所ではないでしょうか。
若き頃の飲んだくれだった頃の自分を含め、その他深くも浅くも関わった飲んだくれ達との他愛ないそんな日々を綴ったそれらの人達を含めた上での集大成がビールマンと言うキャラクターへと成り立ったと言えるのかもしれません。
そう僕の心震わした多くのビールマンらに敬意を払って、、、


Classic
進一絵
進一絵
進一絵
進一絵
進一絵
Explanation
???シリーズ?!
このテーマは?
幻シリーズ.仕事編
平日夜用
詩に取り付かれた男
追求した果ての先の悪態毒づく究極の形のシリーズ!】
このシリーズは全十枚を予定していたんですよね。 酒、金、職、友、女、家族、世界、父、現実、自分と、それらにまつわる文面を無造作に散りばめると言った手法を取って、己の内面深くある心を自分なりに誤魔化さず暴きたてると言ったものでありました。
なかなかと一作品、一作品と、それはそれで路上で人と面と向かった中で包み隠さず曝けてみせる己と言う物をあからさまに見せびらかすかのように過激に乱暴に描いたその作品は当時の自分だから出来た事なんでしょうね。しかし今はそれは形を変え、今は今でのやり方で今の自分として受け継がれているんだとそう思います。
醜さも美しさも紙一重で、そんなもんをいちいちごちゃごちゃと捲し立て綺麗事なんて吐いてらねぇと言った心持ちの中で、、
けれども、このシリーズは実におもしろくも思えます。
なぜかと言いますと、僕が路上での絵売りにて人が眉をひそめる程の悪態毒づくポストカードがこのシリーズを持って終演を向かい始め、それと同時にそれなりに評価を受ける今の僕の方向性でもある変わったキャラクターデザインをすると言った事がそれと同時に明確に進行し始めてるんですからね。
まるで、己の闇と光はそのつど、そのつどで反転、反転していきながらもそれら二つで一つの物であったりもする、良いも悪いも含めた上で、だからこそ、それでこそ自分であったりもするのかもしれない表裏一体の物のようにも思えて止みません。
今全十枚を予定していたのですが、あまりにも己の内面を吐き出すには、それはそれで自分でも驚きな程までに苦痛を伴い、七枚までしか書けなかったんですよね。
けれども、まぁそれでも確かに何かが己の中で決着つき始めたのが確かに感じれたので、これはこれで、このシリーズを書き始めた事は自分に取ってかなりプラスになった事は確かなのだと思います。
決して逃げ出さず受け止めるべき事柄は受け止め、そして己を甘やかさず、目の前の己と向き合っていきたいものです。
僕はある時期は金.土.日の12:00から23:45分まで京橋で絵を売っていたりもした時があるのですが、何だかそうした日々の中で、どうも、どんどんと柔らかい人間になっていく事にたいしてふに落ちない感情を抱いてて、ならば平日の夜も絵を売ってみて、週末とは丸っきり違う絵売りとしての姿勢で、そしてその中で遠い昔の悪態毒づき全てに対して攻撃的で敵意剥き出しだった頃の自分色を出してみようと、幾つもの絵を書き下ろし、そしてそれに向けての絵売り全体の見栄えも変えてそんな感じの事をしたのですが、最早この僕にはそうした昔の悪意に満ちた毒々しさは消えはて、もっと違った別の何かへと変わってて、こりゃぁちょいと何の意味も成さないなぁと感じてた時期の頃のその時用の絵の一作品です。
うんん、、、
わざとらしい、、、
いつ頃の絵なのかは忘れてしまいましたが、やたらと文面を強調した気持ちが全面に出てた頃の作品だと思います。
そしてそうした思いが強すぎて、一度僕は絵を丸っきり売るのをやめて、そして詩やら文面を100作品以上程短期間の間に書き下ろし、そして路上でそれだけを売ってた2.3ヶ月間程の期間があるのですが、その時には僅かその期間で2.3枚程しか売れずに落胆した事があったりもします。

こうして色々と思い起こすと、この僕の突っ走る感情に、そしてそれらに費やす労力はちょいとびっくりですね、、
一体何がこの僕をそうした事に駆り立てるんでしょうね、、、


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